人間関係改善実践ノウハウ:第4章

外側実践法

外側への言動の表し方

(補足)外側実践とは、内側を友達関係にするための実践

内側のいびつな関係を友達関係に持っていくための実践法です

最も良い人間関係とは、外側はどんな形態であれ、内側で友達関係を築くことです。

誰とでも、そのような関係を築くことが出来れば、人生はハッピー間違いなしです。

しかし、夫婦関係を始めとして、あらゆる人間関係で友達関係が築けず、いびつな関係になっているのが実態です。

実は、相手の内側に直接働きかけて、相手が自分を友達と思ってもらえるようにする方法などありません。

外側から働きかけるしかないのです。

これから外側を整える実践法をお知らせします。

内側は外側が整って、初めてそのいびつな関係が正され、内側を友だち関係に持っていくことが出来ます。

1)妻から夫への働きかけ

「夫そだて」実践

夫を丸ごと尊敬し、信頼し切ってゆだねる

夫が潜在的に持っている良いものを引き出すのは妻の力です。

不遜ふそんな言い方を許していただけるなら「夫は妻が育てるもの」です。

それを「頼りないから優柔不断の人だから自分がシッカリしなければ」と言って自分がやってしまうと、夫はいつまで経ってもシッカリしませんし、自分がお願いしたい大事なことをやってもらえない、という事態になります。

妻が信頼し、全てを委ねる。

すると夫は男気を発揮し、本当に頼れる存在になる。

夫が頼りないから自分が何とかしなければと思っている限り、夫は頼りないままです。

これは高次元の自分(ディバイン)との関係でも全く同じです。

つまり自分でなんとかやろうとしている限り、ディバインは働きませんが、自分がお手上げ状態になってディバインにすべてを委ねるとディバインは働いてくれる。

それによって信頼と絆が強まり、ますます働いてくれるようになる、という事です。

夫を尊敬し、大きな判断の時や夫の領分の仕事に関して信頼しお願いし任せ切れば、今度は夫が妻を信頼して任せてくれるようになり、妻のやることに口を挟まなくなります。

それで夫は自身を持って外で働くことが出来るようになり、妻も家庭で伸び伸びと動けるようになり、家庭も外も全てが整う方向に動きます。

「妻の尊敬しない夫を誰が尊敬するか」この格言、本当だと思いませんか。

「そうね」実践

ともかく今から3ヶ月間、夫を信頼し、夫の全てに合わせてみましょう

夫婦関係を、心底から「愛和」にしたいと思っているあなた!

私たちのことを信じて、ともかく今から次のことを3ヶ月間だけやってみてください。

  1. 夫の言うこと全てに「そうね」と合わせる
  2. 夫に意見をしない
  3. おかしいと思っても、夫のやり方に合わせて行動する。それで結果が悪くても可。
  4. 夫を責めない。
  5. 高価な物を買う時、大きな決断の時、妻が勝手に決めずに夫に決めてもらう(この状態を子供が見ることで、子供が親の言うことを聞くように変わります)

上記の実践は男尊女卑だんそんじょひみたいでイヤ、と言われそうです。

しかし最初はそのように感じたとしても、気付いてみれば実は誰よりも自分が居心地良くハッピーになっているんですよね。

それに加えて「今までいかに自分が夫の言葉を聞いてこなかったか」にも気付くことができます。

(補足)実践は永久に続く訳ではない

3ヶ月の実践が終われば、何でも言い合える「空気のような関係」になる

前頁の実践を永久に続ける必要はありません。

今までのいびつな関係を正すための3ヶ月の間のみの実践です。

その期間が終われば、何でも自由に言い合えて、それでいてチャージが一切溜まらない、空気のような関係になります。

「君子の交わりは淡き水の如し」と言いますが、夫婦の間でもそうなります。

今まで夫婦間の葛藤かっとうに浪費してきたエネルギーはいかばかりだったでしょう。

それが一切不要になるので、人生が格段に楽になり、しかもそのエネルギーを他に回すことが出来るので、対外的な関係や行動も、より良い方向へ自然に変わっていきます。

(補足)そうね実践は相手の女性性を引き出す

そうね実践は消極的実践でなく、変容を引き起こす積極的実践です

昨今の男女(夫婦)関係は、自分が損をしないように、その一方で相手を自分の意に沿うようにしようとする、それは正しく損得勘定そんとくかんじょうそのものであり、その男女意識は驚くほど偏狭へんきょうです。

真の愛和家庭実現は、女性が偏狭性から目覚めて大きな女性性を発揮するところから始まります。

「そうね実践」は夫へ徹底的にゆだねる実践であり、それは全てを受容する女性側から積極的に働き掛ける実践であって、主導権は妻側にあります。

夫は妻の大きな女性性に出会った時、男性の内部に保有する女性性が触発され、妻の全てを受け入れる特質が必ず引き出されます。

つまり、妻が元々持っている女性性を惜しみなく発揮することで相手を変容させ、結果、自分自身を確実に幸せにする実践が「そうね実践」なのです。

(補足)夫婦関係改善は、妻から夫へ働きかける方が最も早く結果に現れる

ここは妻が持っている女性性発揮のしどころです

夫婦関係改善への働きかけは、夫からでも妻からでも良いのですが、妻から先に働きかける方が上手くいく事例が圧倒的に多いのです。

なぜなら、全てを受容するという女性性がそこで発揮でき、それが実にスムーズに夫婦改善に結びつくからです。

例えば夫婦喧嘩の後「私は少し言い過ぎたようです、こめんなさい」と、夫婦どちらから先に謝るか、ですが、妻からだと、そのように謝った後、夫から「その通りだ!」などと喧嘩をあおるようなことを言われても、受け入れ容量の大きい妻は反論することなく受け流す事が出来ます。

それが夫になると、妻からそう言われた途端に謝ったことなど忘れて「その通りとは何だ!」などと夫婦喧嘩に火を注ぐことになってしまいます。

男性性は子供と一緒で、元々持っている受け入れ容量が小さいのです。

ここは女性性の妻から働きかけた方が上手く納まります。

(補足)妻からの実践を「男尊女卑」と捉えたら、全てが崩壊します

目先の損得で考えるようなものではありません

例えば「そうね実践」を説明すると、男尊女卑だんそんじょひだと反発する方がいらっしゃいます。

そう受け取ったら、実践は効果なしです。

ここで言っているのは「理想的な友達夫婦になるためには、女性性が発揮出来る女性から働き掛ける方が、より早く上手く改善されますよ」と言っているだけです。

そう言えば、自分の伴侶を「主人」と呼ぶことに嫌悪感けんおかんいだいている方もいらっしゃいます。

ここで夫を主人と呼ぶことを推奨する訳ではありませんが、主人とは「家庭のピラミッド構造で1番上にいる人」という意味で使っている、ととらえれば、そう呼ぶことに変な違和感を抱くことも無くなります。

実践が有する深い意味を受け取って実践していただけたらと思います。

「走って出迎え」実践

夫の出迎え方は子犬に見習うことです

あなたが帰宅した時、子犬はどう出迎えますか?

走るのももどかしいように、転がるように飛び出て来て、しっぽを千切ちぎれんばかりに振って、飛びついて出迎えますよね。

それを見たあなたは疲れが一気に吹き飛びます。

そんな子犬が可愛くて愛らしくて、思わず抱きしめてしまいます。

ここに、出迎え方の基本の全てがあります。

1度子犬になって夫を出迎えてみませんか。

するとあなた方夫婦に大変な事が起きることを断言します。

2)夫から妻への働きかけ

「パッと反応」実践

「妻の働きへの思いやり」として、基本中の基本です

妻から「ご飯ですよ!」と言われた時、これをやってしまってからとか、これを見てから、などグズグズしてませんか。

妻から声を掛けられたら直ぐに応じるのが、夫としての家での最低限のマナーです。

「どうぞ」と言われればハイと直ぐそれに応じる、そうした時に、妻は喜んで働くことが出来るのです。

「台所用具が壊れたから見て」と言われたら、すぐに行って見てやる。

それで治すことが出来なかったとしても、その夫の振る舞いを見ることで妻は充分に満足します。

日頃からこのような態度を取る事で、初めて妻は「やはり何事もまず夫に相談しなくては」という思いは持つことが出来るようになるのです。

「笑顔で帰宅」実践

外での苦痛は自分だけに留める

夫たるもの、外の嫌なことや苦しいことを家に持ち込まないことが肝要です。

それらの苦痛は自分で辛抱するだけで沢山、決して妻にまで拡げないように。

家に帰ったら、靴を脱ぐと同時にそれらの苦痛も脱ぎ捨て、肉体的・精神的な少々の苦痛は妻に知らせず、努めて快活に振る舞うことが夫の甲斐性というものです。

反対に妻は子供に当たり散らして、外の憂さを家で晴らすなど以ての外です。

「妻は家のかなめ」実践

夫は家庭に常に関心を払い、相談に乗ることを心掛ける必要があります

夫は外を守り、妻は内(家)を守る。これは古代からの形態ですが、たとえ共働きであったとしても、家庭にこの形態を何らかの形で残すのが、男性性と女性性を発揮して家庭を円満に運営するためには重要です。

具体的には、家庭のことは妻に任せ、それが上手に出来なくても、例えば水風呂に入れさせられても小言を一切言わないことです。

また、妻の話をよく聞き、妻にいつも「有り難う」の感謝の言葉掛けを忘れず、事ある毎に褒めることが必要です。

妻に愛情を掛け思いやりを持ち信頼することで、逆に妻から信頼されるようになり、それが子供たちからも尊敬される土台になります。

そうなれば、夫は家庭のことに心を労することなく外に向かって充分な働きが出来るようになります。

そしてそのような家庭が構築されれば、例え夫が仕事に失敗したとしても早く立ち直ることができます。

夫から妻への心がけは、最初は意識して行うことになるかもしれませんが、家庭が整う頃には、心からそれが行えるように変わってしまっていることでしょう。

(補足)妻の力を引き出させるのは夫の愛情

夫の愛情によって、妻は力を100%発揮できます

妻が発揮する女性性は、エネルギーを一旦、自分の内に取り込み、そのエネルギーを変換して新しい形を生み出すものです。

家庭において取り込む1番大きなエネルギーは夫の愛情であり、それが全ての自分に注がれている時、妻はエネルギーで満たされた状態になり、自分の力の全てを良い家庭作りに発揮できるようになります。

もし夫の愛情が少なければ、妻が家庭に注ぐエネルギーも低くなります。

したがって夫たるもの、他に女を作るようなことをしてはなりません。

作れば夫の愛情すべてを妻に注ぐことができなくなり、当然妻は満たされることがなく、妻が本来発揮すべき受容の愛を失った家庭は必ず崩壊します。

3)共働き夫婦

「共働きの理由を考える」実践

両親の子供への愛情は、お金では代用できない

共働きは何のためにするのでしょうか?

社会に出て自分の能力を開花させ、世の中に貢献する目的であれば良いことです。

しかし、収入を増やして贅沢な暮らしをしたいため、子供の教育資金を稼ぐため、という理由であれば、考え直す必要があるかもしれません。

子供は、お金があれば立派に育つ、という訳ではありません。

むしろ不必要なお金を使って子育てをしたことでダメ息子が育ち、逆に貧しくとも父親の収入だけで子育てをした方が立派な子育てが出来る事例が多いのはご存知の通りです。

子供の魂は、家庭の中で夫婦が愛情を掛け力を合わせて育てるものであって、その両親の愛情は、お金で代用はできないのです。

共働きでその愛情の掛け方が薄くなり、子供が犠牲になってしまうのであれば本末転倒です。

子育てはやり直しが効かないだけに、何のために働くのかをシッカリ考えるべきです。

また、妻の仕事は家事育児の片手間では出来ませんし、仕事の片手間に家事育児は出来ません。

夫の協力が不可欠であり、夫は積極的に関わり合うべきです。

しかし、共働きでは妻が本来担うべき役割を忘れがちになります。

妻として協力してもらうのは当然という態度は取らずに、助けてくれている夫への感謝を忘れない事が肝要です。

4)夫婦の財布の持ち方

「1つの財布」実践

お金の使い方は、夫婦が協力すべき重要事項の1つです

夫婦とは、2人が協力して1つの家庭を構成するものです。

ところで、「家庭でお金を使う」行為は、2人が協力すべき最も重要な事項の1つであり、財布は1つにするべきです。

それを、お互いが経済的に独立している、各々が稼いだお金だから各々が自由に使って良い、という考え方で家庭を運営すれば、重要なところで協力というものが無くなり、それが夫婦不和につながる事例が多いのです。

ましてや妻が「私の方が稼ぎが多い」などと大っぴらに言う、夫に経済的に頼っていない、などは絶対にダメです。

「お金の使い方で夫婦の状態が解る」はまさしく金言です。

お金は夫婦で話し合って使い道を決めるのが良いでしょう。

例えば、夫の収入で家計をまかない、妻の収入は家の新築資金にする、などです。

そして大きな物を買う時には、夫が主導権を持つようにします。

その理由は「人間関係の基本事項」で説明済みです。

「お金はスパッと出す」実践

出せば入る、出さねば入ってこない

お金を無駄遣いしないように、と思っている方は多いのではないでしょうか。

でもお金は循環エネルギーです。

したがって自分の所でとどこおらせると、お金が自分の所に廻ってきません。

そこでやるべきは「お金はまず出す」ことです。

「出せば入る」ということわざ通りの結果が得られます。

また、何でも安い方が良いのでしょうか?

「安い方が良い」と考えること自体「自分に入ってくるお金は有限なのだ」という信念を強化する方向に作用します。

何でもかんでも安い物しか買わないという無思考的買い方は要注意です。

加えて自分のためにでなく、人のために惜しまず金銭を使い、また高額であっても、必要と思われるお金はスパッと出すべきです。

5)夫婦双方に必須の実践と理解

「一緒に過ごす」実践

夫婦は一緒に居ないとダメです

夫婦でありながら一緒に居る時間が取れないというのは論外です。

そこにはどんな理屈も成り立ちません。

夫婦なら、何を差し置いても一緒に居る時間を確保すべきです。

すれ違い夫婦には必ずやすきま風が入り込み、2人の間は確実に冷えていきます。

少なくとも朝食と夕食を一緒にし、また、旅行や観劇など、定期・不定期に一緒に行動する計画を2人で立て、それを実行してください。

理屈でやりこめてはダメ

感情に訴えることです(私は:嬉しい/悲しい/助かる/元気が出る/困っている…)

例えば、夫にある用事を頼みたい時「私はいつもこれだけの事をやっているのに、あなたは何もしていないじゃあないの。だからこれ位はお願いね」というような頼み方をすると、夫はプイッと外へ出てしまうか、そんなのはお前の仕事じゃあないか!と怒鳴ってしまいます。

そうでなく「これをやってくれたら私『とても嬉しい』んだけど、やってくれない? お願い」と頼めば、やってやろうかという気になります。

理屈は相手の逃げ場を無くして矢をている状態なので、相手は必ずそれを避けようとします。

それが反発とか無視の状態を生むのです。

それに対して、感情に訴える方法は、言い方は不適切かもしれませんが、自分が相手に弱みを見せることで、矢を射るのはあなたの方だと暗に伝えています。

それで相手は被強制感を抱かされることなく、自分の意思でするという感覚になります。

それが相手の自然な協力を生み出すのです。

理屈で相手に何かをさせようとするやり方は最悪な方法なのですが、多くの方がこの方法を採っています。

真理を知らないという事は恐ろしいことだなあと、つくづく思います。

これは妻から夫の時だけでなく、夫から妻、そして親から子への時でも同様です。

(補足)人間関係の始まりは夫婦から

人類の始まりは夫婦からであり、そこから人間関係が始まっています

洋の東西を問わず、人類の始まりは夫婦からです。

と言うことは、人間関係の始まりも夫婦関係からなのです。

そして、そこから親子等の縦の人間関係、兄弟等の横の人間関係に拡がっていきます。

したがって、夫婦関係が全ての人間関係の原点になります。

これは言い換えれば、夫婦関係が上手くいけば、他の人間関係もおおむね上手くいくことを意味しています。

夫婦関係というのは人間関係のカナメなのです。

(補足)夫婦愛和の全てのカナメであることを理解する

夫婦関係が、生きていくうえで全ての物事に反映されます

6)実の親との関係

「両親に感謝」実践

あなたが存在出来るのは両親のたまものです

親は自分を愛してくれてなんかいない、親は自分を嫌っているんだ、と言っている子供がいます。

しかし、親が自分を苦労して産み、そして大変なエネルギーを使って育ててくれたお陰で今の自分があります。

それは愛情のたまものだと思いませんか?

あなたと親との関係が今どうであれ、心の深い所では、親は子供を絶対に愛しているのです。

子供として、両親に素直な感謝心を持ってください。

その心が、両親に対するあなたの行動を、そして両親を自然に変えていくことでしょう。

(補足)あなたの両親を選んだのはあなた

あなたと両親は互いの合意の基で親子になっています

輪廻転生りんねてんしょうにおいて、生まれる前にあなたは自分の学ぶ目的を定め、その学びに最適な環境を提供してくれる両親を選んで生まれて来ています。

もちろん両親も、自分の成長をうながしてくれる子供であることを理解し、合意してその子供の親になっています。

ただこれは、魂(高次元)レベルでの合意ですので、3次元のあなたも両親もそれを憶えていることはありません。

このように、親が勝手に産んだ訳ではありません。

全て自分が決めてやっていることです。

これを心底納得すれば、親への反抗などは起こりようが無いのです。

是非、輪廻転生への理解を深めていただきたいと思います。

「近況報告」実践

親は子供のことをいつも案じています

親は常に子供のことを案じています。

しがたって、その案ずる親の心を平安なものにしてあげられれば、素晴らしい親孝行になります。

その実践は「自分の状況を報告する」ことに他なりません。

親元から離れて暮らしている時には、折に触れて必ず連絡し、自分の状況を報告してください。

電話以外にも、例えばハガキを100枚くらい購入しておき、簡単な事でいいですから毎週欠かさず書いて送り、月に1回は手紙で写真などを送る実践もお勧めです。

誕生日に贈り物をするのもいいでしょう。

親が死んでから親孝行は出来ませんが、親孝行とは大層なことではなく、上記のことをやることに他なりません。

「ちょこちょこ相談」実践

親が子供に頼られるのは嬉しいことです

親は人生の先達です。

それを子供は認識し敬意を払っていることを伝える意味で、親に相談することも大切です。

親は親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

子供が自分を今でも頼ってくれている、というのは親にとって嬉しいことです。

簡単なことでもちょっと親に聞いてみる、親のアドバイスをもらうというのを意識してやってみたらいかがでしょうか。

しかし、金銭で頼ることはしないように。

それは自分が責任を負うべきものです。

7)義理の親との関係

「義理の親優先」実践

伴侶の親と自分の親とを同じ様に扱う、どちらかというと伴侶の親を優先すべきです

夫のあなたは、妻の実家の悪口を言ってませんか?

妻のあなたは、自分の実家ばかり帰っていませんか?

互いに相手の実家をないがしろにすることが、夫婦の深い所で亀裂を生む原因になります。

私たちは伴侶の親からも親の徳をもらって生きていますので、伴侶の親に感謝し大切にすることが、自分たちの幸せに繋がります。

伴侶の親に自分たちの状況を積極的に報告するようにする、またお歳暮など定期的に心を込めて贈り物をするのも良いでしょう。

何らかの形で感謝を表すのが望ましいと思います。

8)子との関係

「褒め育て」実践

子供の能力は「手を掛け過ぎる・親の思いを押し付ける」では引き出すことは出来ない

赤ちゃんでも、自分の顔にかかった布団をのけることができます。

必要とされる能力は既に持って生まれて来ているのですが、身体が幼いゆえに充分に出せていないだけです。

したがって、子供の持っている本来の力を伸ばすことに注力すべきであり、手を掛け過ぎるのは禁物です。

特に、ああしろこうしろと親の我を押し付けるのは、やってはいけない最悪の行いです。

愛情を掛け、褒め育てを基本にしましょう。

失敗も大切な経験としておおらかに見守る姿勢が必要です。

子供のすることは認めてあげ、あるがままを受け入れてください。

しかし過ちを犯した場合には、キッチリ正さなければなりません。

そして子供に対して、ことある毎に「いつも大切に思っているよ」「可愛い子だと思っているよ」ということを伝え続けてください。

「オウム返し」実践

子供は自分の話を聞いてほしいと思っています

学校から帰ってきた時に、どうだったの、どうしたのとしつこく問いただすことはせず、子供の話すことを頷いて聞いてやることが必要です。

批判をしたらダメ、ただ聞くだけです。

その聞き方ですが、子供が「◯◯△△で嬉しかったの」と言ったら、お母さんは「そう、◯◯△△で嬉しかったの」と子供の言ったことを繰り返します。

「●●▲▲で悲しかったの」と言ったら、お母さんは「そうね、●●▲▲で悲しかったわね」と繰り返します。

これを「オウム返し法」と言います。

これだけで良いのです。

(補足)子供はあなたの所有物ではありません

子供に宿っているのは、あなた方と一緒に学ぶ魂です

子供は自分たちの所有物と思っている両親がいかに多いことでしょうか。

子供は肉体は確かに幼いですが、そこに入っている魂はあなたよりもずっと古く、霊的に上であることも多いのです。

まずこの認識を改めてください。

子供と両親は、魂として同等で有り、お互いに切磋琢磨せっさたくまして今生で学び合う仲間です。

そのような認識で子育てをすれば、両親が「子供からも学ぶことが多い」ことに気が付くはずです。

そうすれば、お互いに実りの多い人生になっていきます。

「背中で教育」実践

子供は親の言うようには育たない、親のように育つ ← 恐ろしい金言

子供は親の言うようになかなかしてくれませんが、親のようにはします。

また「母親が父親に持つ気持ち」は、そのまま「子供が親に持つ気持ち」になります。

例えば妻が仕事をすることで夫をないがしろにすると、子供は父親を馬鹿にするようになります。

親が日々出す心がそのまま子供の心になります。

「子は親の鏡」はそれを表した言葉です。

子育ては20年も掛かる大仕事であり、やり直しが効かないだけに、親は自分を律して子育てに当たる必要があります。

「子育て分担」実践

子育ての役割:母親はハートを育て、父親はマインドを育てます

上記の「友達関係」とは内側での話です。

外側つまり家庭の仕組みに於いては、ピラミッド型が必要なことは説明済みです。

0~6歳まで丸ごと受け入れる子育てには、女性性を発揮する母親の役割が重要です。

また、7~14歳までの社会ルールを教える所では、男性性を発揮する父親の役割が重要です。

9)兄弟の関係

「長幼の序」実践

平等な扱いは両方をダメにします

「あなたはお兄ちゃんでしょ!」と言って大きい方を叱り付け我慢させていませんか?

兄弟のおやつを平等にしていませんか?

このような育て方では、兄弟両方がダメになりますよ。

兄弟喧嘩の場合、下の子が居る場所で上の子を叱ってはダメです。

喧嘩の内容は何であれ「お兄ちゃんの言うことを聞きなさい」と下の子をいさめます。

そして後で下の子がいない場所で上の子に「あなたのここが間違っているよ」「弟に優しくしなさい」と言い聞かせます。

また、おやつは平等ではダメです、大きい方には多い目に。

また、上の子におやつの分配をお願いするのも良い方法です。

このようにする事で、上の子が自信を持つようになり、下の子は上の子を頼るようになって、兄弟の信頼関係が醸成じょうせいされます。

10)1人っ子の場合

「子供が1番下」実践

子供中心はダメ、特に意識して「ピラミッド型」を構築する必要があります

1人っ子政策の中国に於いて、「小皇帝」と呼ばれる子供中心の生活をしてきたために、気遣いの出来ないワガママな人間が育ちやすく、それが今、大きな社会問題となっています。

1人っ子であっても、家庭の秩序を教える必要があります。

そのためには、父親 → 母親 → 子供という秩序を守り、父親中心の家庭を構築することです。

例えば、授乳中に父親が帰ってきたら、子供を待たせて父親を迎えに出ることで、子供はそんな小さな時からでも秩序と待つことを覚えます。

またTVのチャンネル権は父親に持たせます。

子供の買い物は父親に聞いて購入します。

このような生活を「意識して」やる位でないと、ついつい過保護になってしまいがちなのが1人っ子なのです。

そして、手を掛け過ぎない、任すなどは、全子育て共通の真理です。

11)ご近所さんとの関係

「にこにこ挨拶」実践

この実践だけで、周りの方々との関係が変わってきます

周りの人々とどう付き合うべきかに悩んでいる方は結構多いようです。

その解答は意外と簡単であり「毎日明るく挨拶をする」これだけです。

苦手と思う人にも、ともかく毎日欠かさず挨拶をしてください。

それだけで関係が必ず良くなります。

挨拶を欠かさず行っていると、次第に時候の話題など短い会話がそこに伴うようになってきます。

後は自然に心が通うようになっていきます。

Ⅷ 最終確認

今まで学んできた内側・外側・実践で自分は何をやっているのか最終確認

自分の「内側と外側」の対応 総まとめ

内外を一致させない場合の対応事例

内側に対しては受動的、外側に対しては積極的であれ

心の持ち方としては、全てに受動的であることが心の平安をもたらし、それが確かな幸せ感につながっていきます。

しかし他人や社会など外側に対して取るべき行動は、受け身ではダメです。

積極的に動き、不断の努力をおこたらないことです。

それが外側世界で良い結果を生み出します。

「何でもかんでも努力」する生き方はダメ

他人や社会(外側)に対しては、徳のある素晴らしい人間になるように努力してください

自分自身(内側)に対して、徳のある素晴らしい人間になろうとするのは今すぐやめてください

内外で対応を変えるのは、相手にも自分にも負担を掛けないため

この「両方大切にする」実践で、本当に生き方が楽になります

外側では積極的に整える行動を取ることによって、「相手と良い人間関係を構築でき、相手に嫌な思いをさせないことで、相手にチャージを作らせない」ようにすることができます。

同時に、内側ではみにくい心を出してしまった自分を責めたり、醜い心を出した自分から逃げたり誤魔化したり抵抗したりなどの、一切の心の動きを止めることによって、「自分を痛め付けたり、自分を嫌いになったり、チャージを溜め込んだりしない」ようにできます。

これはいみじくも、相手にも自分にも、心の負担を掛けないような心遣いをしていることに他なりません。

この両方を大切にする生き方が重要です。

この実践によって、自分の心を常に平穏な状態に保ちながら、社会ではより成功した人生を構築することが出来るようになります。

内側の実践はただ1つ受動、外側の実践は臨機応変に

内側では何もせず気付いているだけ、外側では状況に応じて対応

内側への対応法は1つしかありません。

それは何度も言っているように、感情に気付いている状態を保ちながらも何も考えないことです。

外側への対応は、相手に合わせて行う必要から、千差万別の対応になります。

例えば、相手から自己中な振る舞いを受けた場合の一例ですが、

  1. 夫が相手なら…「怒る」
  2. 子供が相手なら…「言い聞かせる」
  3. 親が相手なら…「理由を聞く」
  4. 上司が相手なら…「黙っている」
  5. 同僚が相手なら…「嫌な顔をする」
  6. 部下が相手なら…「叱る」
  7. 隣人が相手なら…「苦笑いで済ます」
  8. 他人が相手なら…「無視する」
  9. 恋人が相手なら…「泣く」
  10. 友達が相手なら…「縁を切る」

この様な外側の対応をしながら、内側では怒っていることに気付いた状態を少なくとも90秒保つのです。

今すぐやってみてください。

Ⅸ 90秒保つのは難しいと言われる方への実践2提案

  • 内側では気付いている
  • 外側は整える

など、内外で違う状態を作って90秒保つのは難しいと言われる方への実践2提案

① 自分を「客観視」する方法

体験している自分を、もう1人の自分が視ている方法

客観視をすれば、自分が出している思いに没入できなくなるので、自然に「気付いている状態」を維持できるようになります。

そして見ているがごとく、外側で整えた行動を取ることも可能です。

客観視は慣れればそれほど難しくはありません。

体験している自分を外から見ているイメージをやってみてください。

実は客観視は、意識変容が進むと自然に出来るようになっていきます。

それは分離意識が希薄きはくになっていくからです。

② 自分を「解説」する方法

心の中で「解説」することで、マインドの働きを止めてしまう方法

解説をすることで、イメージを使わなくても客観視ができると共に、解説中はマインドが事実を言うことだけに集中するので、無駄な考えが次々と浮かぶことも防げます。

そのやり方は、心の中で「ハイ、私は今夫に腹を立てています」と実況放送するのです。

これを面白おかしくやれば、90秒を待たずに嫌な感情は消えていきます。

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